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秋期リーグ第4節vsROCBULL戦みどころ
| 試合日 | 2007年10月21日(日曜日) | 会場 | 川崎球場 |
現在EASTディビジョンにおいて、2勝1敗で2位につけている富士通フロンティアーズは、10月21日にロックブルと対戦する。リーグ戦残り2戦となり、プレーオフへ出場するためには絶対に負けられない試合となる。
ロックブルは、2000年に前身の学生援護会ロックブルとしてXリーグに昇格して以降、上位チームを常に苦しめてきた侮れない相手である。特に富士通は比較的苦手としており、過去の対戦成績においても均衡した試合内容が多く、2004年の春シーズンでは接戦の末、敗れている。しかし、2006年より実業団チームからクラブチームへと転身し、それを機に人数も減り、ここ最近は厳しい試合が続いているようだ。一方で、彼らのモチベーションは決して衰えておらず、諦めることなく富士通戦には、万全の準備をしてくるだろう。
そのロックブルに対して、富士通がどのように準備するかも非常に注目したい。客観的にみた実力差は否めず、順当にいけば負ける相手ではない。オービックシーガルズ戦や、アサヒビールシルバースター戦でみせた、複雑なシフトやモーションを含めたアンバランスオフェンス(人の配置などを直前に動かしたり、片方のサイドに人数を増やしたりして相手のディフェンスを混乱させる)や、トリックプレーをロックブル戦でも続けるのか、あるいはオール三菱ライオンズ戦のように限られたスタンダードなプレーだけでいくのか。
コーチ陣は、当然プレーオフを睨んだ戦い方を考えてくるだろうが、過去2試合で見せた複雑なオフェンスの完成度を更にあげてくるのか、あるいはまったく別のオフェンスを繰り広げ、プレーオフで対戦するチームに研究をさせないつもりか、ロックブルディフェンス陣も気になるところであろう。
いずれにしろ藤田ヘッドコーチは常に「目の前の試合、目の前のプレーに集中すること、自分達のフットボールを追及すること」を選手達に伝えている。前半3試合で、確実に成長をみせている富士通フロンティアーズだが、これからの2試合にどこまで集中できるかが、現在のチーム力を計る重要な鍵になるだろう。

本当に強いチームは、チーム全員の意識が高く、当然モラルも高い。フットボールの基本、審判の笛がなるまで全力でプレーすることや、勝っていても負けていても、試合終了まで諦めずに戦うことなど、モラルの高さをも是非とも見せてほしい。
いよいよ後半戦、秋も深まり、屋根のない川崎球場や横浜スタジアムは少々厚着が心地よい。休日に足を運んでくれるファンのためにも、上着がいらないくらいの熱い試合を期待したい。
文章:フロンティアーズOB 市浦 哲



