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フロンティアーズ Official Web Site

2008年 第32回パールボウルトーナメント vs.オール三菱ライオンズ戦レポート

試合日 2008年5月18日 会場 川崎球場
天候 晴れ 観衆 1,439人
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
富士通フロンティアーズ 21 3 10 7 41
オール三菱ライオンズ 0 3 0 0 0

得点経過

TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士通 1 00:52 PASS #18 出原
→ #88 河瀬
77 KICK #1 小山 G
富士通 1 04:46 FUM #41 木下 16 KICK #10 後藤 G
富士通 1 09:08 PASS #19 吉田
→#29 平澤
47 KICK #1 小山 G
オール三菱 2 01:54 FG #6 植前 32      
富士通 2 08:45 FG #10 後藤 22      
富士通 3 05:48 FG #1 小山 21      
富士通 3 09:10 PASS #18 出原
→#17 秋山
81 KICK #10 後藤 G
富士通 4 00:44 RUSH #28 進士 3 KICK #1 小山 G

2008パールボウルトーナメント予選リーグ2回戦。快晴の川崎球場にて決勝トーナメント進出をかけてオール三菱ライオンズと対戦した富士通フロンティアーズ。スタンドにはいつものように多くのフロンティアーズファンで埋め尽くされた。11:00キックオフ。


第1クォーター(1Q)
ライオンズキックで試合開始。フロンティアーズのリターナーは、#80米山。自陣20ヤードまでリターンし、フロンティアーズの最初の攻撃開始。スタートQB(クォーターバック)は#18出原。そのファーストシリーズからビッグプレーが生まれる。
52秒、自陣23ヤード、3rdダウン残り7ヤード。ショットガンフォーメーションからQB#18出原からWR#88河瀬へのパスが見事の決まる。河瀬はそのままエンドゾーンまで独走し先制タッチダウン。K#1小山のキックも決まり7-0。好調な滑り出しを見せる。

#18出原選手

自陣33ヤードからのフロンティアーズディフェンス。ライオンズのショットガンフォーメーションからランプレーに、LB(ラインバッカー)#5青木、DL(ディフェンスライン)#92一木がハードヒット。最初のシリーズを3アウトでパントに追い込んだ。

この日のフロンティアーズディフェンスはアグレッシブだ。
4分46秒、敵陣16ヤードのライオンズオフェンス。ライオンズのオプションプレーに、DL(ディフェンシブライン)#12玉川がライオンズQBにハードヒットしボールをファンブルさせる。玉川は、そのままボールをリカバーしエンドゾーンまで走り込む。エンドゾーンでボールをファンブルしたものの、LB#41木下がリカバーしタッチダウンに。#10後藤のキックも決まり14-0。
これでモメンタムは完全にフロンティアーズ。

フロンティアーズオフェンスのツインランニングバック(RB)の#28進士、#29平澤は今日も好調。切れ味鋭いカットバックで確実にゲインする。
9分8秒、敵陣47ヤード、フロンティアーズ3rdダウン10の攻撃。ロングパスに見せかけるが、スクリメージライン付近にいる#29平澤にショベルパス(アンダースローで投げる短いパスのこと)。パスを受けた平澤はこのままエンドゾーンまで独走し、タッチダウン。この試合、この後もこのプレーが随所で決まる。K#1小山のキックも決まり、1クォーターは21-0と一方的な展開となった。


第2クォーター(2Q)
自陣26ヤード、ターンオーバーからのフロンティアーズディフェンス。
ライオンズのパスは成功するものの、LB、DBの集まりは速くセカンドエフォートを許さない。ライオンズQBに、LB#41木下、#5青木がプレッシャーをかける。このシリーズをフィールドゴールの3点に押さえる。
結局この試合の失点は、このフィールドゴールの3点のみとなる。

#5青木選手

自陣23ヤードからのフロンティアーズオフェンス。RB#28進士、#29平澤のランプレー、WR(ワイドレシーバー)#88河瀬、#80米山へのパスが決まりだす。
50ヤードからQB#19吉田からのプレーアクションパスが#80米山に見事に決まり大きくゲイン。その後も、RB#29のショベルパスでゴール前まで前進。
8分45秒、最後はK#10後藤の22ヤードフィールドゴールで3点追加し、24-3となる。

その後も、LB#5青木のインターセプトなど試合の流れは完全にフロンティアーズ
ペース。24-3で前半を終了。


第3クォーター(3Q)
フロンティアーズK#1小山のキックオフで後半開始。エンドゾーンからのライオンズリターンをフロンティアーズ#14福嶋、#45鈴木がハードヒット。キッキングチームも好調だ。

自陣20ヤードからのフロンティアーズディフェンス。ライオンズQBにDL#13平井、#37伊藤がプレッシャーをかける。一度1stダウンを更新されたもののパントに追い込む。#80米山のパントリターンで敵陣40ヤードまで挽回。いいポジションで後半最初のフロンティアーズオフェンスが始まる。

フロンティアーズQBは#19吉田。ショットガンからのオプションプレーや得意のスクランブルで1stダウン獲得。また、この日よくゲインしたショベルパスでゴール前10ヤードまで前進。
5分48秒、最後は、K#1小山が21ヤードフィールドゴールを決めて3点追加。27-3とリードを拡げる。

自陣46ヤードからのフロンティアーズディフェンス。ボールキャリヤへの集まりは速い。ライオンズのパス攻撃にも、LB#13平井、DL#90李、LB#5青木はプレッシャーをかける。4thダウン16ヤードのライオンズのパントキック。フロンティアーズのリターナー#11松村は、ライオンズタックラーを巧みにかわし、そのままサイドライン際を走り抜けてタッチダウン。しかし、フロンティアーズにホールディングの反則があり、幻のタッチダウンとなる。

しかし、依然としてモメンタムはフロンティアーズ。その直後の自陣19ヤードからのフロンティアーズオフェンス。
9分10秒、QB#18出原から#17秋山へのストリークパス(エンドゾーンへ向かってWRが真っ直ぐ縦に走るパスルート)が見事に決まり、そのままサイドライン際を独走しタッチダウン。#10後藤にキックも決まり34-3と更に点差を拡げる。

#17秋山選手


第4クォーター(4Q)
フロンティアーズLB#54高崎のインターセプトからのフロンティアーズオフェンスは、RB#28進士のランプレー、WR#17秋山へのパスでゴール前9ヤードまで前進。
44秒、最後は、RB#29進士の中央突破でタッチダウン。K#1小山のキックも決まり41-3。

フロンティアーズディフェンスは、その後も集中力を切らさない。DL#90李、#13平井は、最後までライオンズQBに激しいプレッシャーをかける。また、パスが通されても、#21今井らDB陣は、確実なタックルで最小限のゲインに留めた。
残り7分35秒DB#47青木がこの日チーム4つ目のターンオーバーとなるインターセプト。
これでほぼ試合は決定。ファイナルスコア41-3。フロンティアーズの予選Aブロック1位が決定。決勝トーナメントの準決勝進出が決まった。

#90李選手

決勝トーナメント準決勝の相手はオービック・シーガルズ。5月31日(土曜日)大井第二球技場で14:00キックオフです。多くの皆さまのご来場をお待ちしています。



コーチ・選手のコメント

藤田ヘッドコーチ藤田ヘッドコーチ:
今日の試合については、良いところとまだ課題とすべき部分が見られましたが、両方の面で収穫があったことは良かったです。次戦に強敵と対戦できることで、「もっとステップアップしなければ」と思える筈です。今日の収穫を活かせるいい機会になると考えています。ただ、出来ることと出来ないことがあるので、メンバーが一緒になって、いろんな面を生かして前進すれば、目指すところに近づける筈です。チームの状態も良くなってきていますし、チーム内での意識の統一は、出来ていると感じています。辛いときや前進がないときもありますが頑張っていきたいです。
次の試合は、日本を代表するチームなので、少しでも私たちの力が及ぶように練習していきます。ぜひ応援に来てください。

#5 青木副将#5 青木副将:
前回の試合の反省点が、まだ足が動かせていないことでした。そのため、今日はとにかく足を動かして、最後までやりきることを意識しました。それが結果に繋がったので良かったです。チーム全体としても、コミュニケーション力や、連携の精度が上がってきたので、自分のいいプレーを支えてくれたと感じています。ですので、新しいチームへの不安はありません。
去年は去年、今年は今年。気持ちを切り替えて、今のメンバーで、新しいフロンティアーズを創っていきたいです。今までいたメンバーは、去年のいい面を引き継ぎつつ、新人の元気溢れるプレーからもヒントを得ていければと考えています。その中間に立って、私たちがうまくチームを高めていければ、新しいチームが最高のパフォーマンスを出せるでしょう。
次は強豪なので、今までの2試合とは違う展開になることは分かっています。練習から意識して、今まで通りに持っている力を出し切ることだけです。それ以上を出すことは、難しいことなのでとにかく自分たちの力を最大限に発揮して、最後まで攻めきりたいです。
いつも、スタンドが一杯になるほど、多くの方に足を運んでいただき、本当に嬉しく思っています。まだ試合続きますが、全力で戦っていきますので、これからも一緒に盛り上がっていきましょう。

#11 松村選手#11 松村選手:
幻のタッチダウンは、チームメイトがブロックしてくれて、エンドゾーンまで走り切れました。非常にいい経験になりました。しかし、幻のタッチダウン以外のプレーは、まだ力が出し切れていないのでず不満が残る内容です。他のレシーバーがいいプレーをしているので、それに負けないように頑張りたいです。
これからの試合では、ビッグプレーを出していきたいですね。次回は、厳しい戦いになるので、しっかり準備して思いっきりやるだけです。
今年は「FINAL」という目標を掲げ、日本一になれるように取り組んでいますが、次の相手との対戦が正念場となるので、チームに貢献できるように頑張っていきたいです。次は幻ではなく、タッチダウン取れるように頑張りますのでチームそして私への応援もよろしくお願いします。

#12 玉川選手#12 玉川選手:
今日の試合前、自分の中で「どんなプレーでも相手に惑わされることなく、思いっきりやること」にフォーカスして臨みました。ミスもありましたが、自分がやるべき最低限のプレーはできたと感じてます。次も相手に関係なく、自分のプレーができるよう、準備するだけです。人に見られていることも意識したいです。
新人がすごく元気で、去年からさらに底上げできチームも盛り上がっています。
このままの勢いでパールボウルを制したいです。春もまだ続きますし、もちろん秋もあります。引き続き応援をお願いできれば嬉しいです。

#17 秋山選手:
タッチダウン取れたのは嬉しかったです。これから、日本一目指してがんばっていきたいです。まだ、学生と社会人との違いは、完全に見えたわけではありませんが、チーム内に特化して考えると非常に高い能力をもった選手ばかりで、より頭を使ったプレーが要求されると感じてます。これからは、ヨーロッパでの経験も、少しずつチームに還元していきたいです。
今後の試合でも今日のように、一発でエンドゾーンまで持っていけるプレーを持ち味としていきたい。昨年は、松下電工に負けて卒業して悔しい思いがあるので、その松下電工に勝って優勝することをファンのみなさんに約束します!