![]()
試合レポート

| 試合日 | 2008年5月6日 |
|---|---|
| 天候 | 晴れ |
| 会場 | 川崎球場 |
| 観衆 | 1,110人 |
| 富士通 フロンティアーズ |
ROCBULL | |
| 44 | ‐ | 0 |
| チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
|---|---|---|---|---|---|
| 富士通フロンティアーズ | 0 | 10 | 13 | 21 | 44 |
| ROCBULL | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 富士通 | 2 | 07:02 | FG | #1 小山 | 35 | |||
| 富士通 | 2 | 10:26 | RUSH | #28 進士 | 1 | KICK | #10 後藤 | G |
| 富士通 | 3 | 01:41 | PASS | #19 吉田 →#86 清水 |
68 | KICK | #1 小山 | G |
| 富士通 | 3 | 06:54 | PASS | #18 出原 →#44 前田 |
12 | KICK | #10 後藤 | NG |
| 富士通 | 4 | 04:08 | PASS | #19 吉田 →#88 河瀬 |
13 | KICK | #1 小山 | G |
| 富士通 | 4 | 08:07 | FUMBLE | #88 河瀬 | 12 | KICK | #10 後藤 | G |
| 富士通 | 4 | 10:56 | PASS | #18 出原 →#88 河瀬 |
40 | KICK | #1 小山 | G |
ゴールデンウィーク最終日の6日、晴天の川崎球場に2008富士通フロンティアーズが登場した。今シーズンのスローガンは「FINAL」。「FINAL進出を目指すのではなく、FINALで勝利するチームになること。また、全てのプレーをFINISHし続け、FINALでもFINISHできるチームを目指す」という意。この思いを抱き1年を通じて活動し、悲願の「日本一」を目指します。やや強めの南風が吹く中、新生フロンティアーズの2008シーズンがいよいよ開幕。14:00キックオフ。
コイントスの結果、フロンティアーズのキックオフ。キッカー#1小山のキックは風にも乗りエンドゾーンまで蹴り込む。ROCBULLリターナーは果敢にリターンするものの自陣12ヤードでフロンティアーズキッキングチームがハードタックル。いいポジションでフロンティアーズディフェンスが始まる。フロンティアーズのディフェンス体系は4-3-4。
ROCBULLオフェンスは、フレックスボーン体系からのオプション攻撃とショットガン体系からのパス攻撃を織り交ぜる。しかし、フロンティアーズディフェンスはことごとくこれを止める。ファーストシリーズをスリーアウト(相手の攻撃を3回で止めてファーストダウン与えないこと)でパントに持ち込む。しかし、4thダウンのパントキック中にイエローフラッグ。不正な参加の反則によりフロンティアーズは15ヤード罰退し、グランド中央の50ヤードから再びROCBULLのファーストダウンの攻撃が始まる。
次シリーズでもフロンティアーズディフェンスは、インターフェアの反則が重なり自陣23ヤードまで攻め込まれるが、ここは踏ん張る。相手QB(クォーターバック)にプレッシャーを与え4thダウンへ。ROCBULLはフィールドゴールで3点を狙うが、キックは風に押し戻されポールまで届かず失敗。このシリーズを0点で抑える。
自陣22ヤードからのフロンティアーズのファーストシリーズ。スタートQBは#18出原。そのファーストプレーでショットガン体系からロングパスを試みるものの不成功。
RB(ランニングバック)#28進士のランプレーでゲインするもののファーストダウン獲得には至らず4thダウンパントへ。その後もフロンティアーズオフェンスはゴール前まで攻め込むもののファンブルで得点には至らず、このまま1クォーターを0-0で終了。

フロンティアーズオフェンスは、#28進士、#29平澤のランプレーがゲインするもののインターセプトでなかなかリズムに乗れない。しかし、ディフェンスも負けじとROCBULLのQBにプレッシャーをかけてファンブルを誘う。しばらくはターンオーバーの応酬が続く。しかし、徐々に試合はフロンティアーズペースへ。RB#28進士のランプレーで敵陣17yまで攻め込み、最後はキッカー#1小山が35yフィールドゴールを決める。
7分2秒、フロンティアーズが漸く3-0で先制する。

フロンティアーズディフェンスはその後は安定し、ROCBULLオフェンスを4thダウンパントへ。ここでROCBULLはギャンブルを選択する。ランプレーで中央突破を狙うがフロンティアーズディフェンスが完璧に止める。これでモメンタム(勢い)はフロンティアーズへ。
敵陣34ヤードからフロンティアーズオフェンス。RB#28進士、RB#29平澤のランプレーでゲインを重ねる。
10分26秒、最後は#28進士の1ヤードランでタッチダウン。キッカー#10後藤のキックも決まり10-0とリードを拡げる。
ROCBULLのキックオフで後半開始。風上からのキックはエンドゾーンまで蹴りこみタッチバック。自陣20yからフロンティアーズの攻撃開始。その2シリーズ目、QB#19吉田からWR(ワイドレシーバー)#86清水へのプレーアクションパスが見事に決まり、#86清水はそのままサイドライン際を独走しタッチダウン。キッカー#1小山のキックも決まって17-0とリードを拡げた。

自陣1ヤードからの始まるフロンティアーズオフェンス。RB#28進士、#29平澤のランプレー、WR#84久保田へパスが決まり敵陣12yまで攻め込む。
6分45秒、最後はQB#18出原からTE(タイトエンド)#44前田へブーツレッグパスが決まりタッチダウン。キッカー#10後藤のキックは失敗、23-0。
ROCBULLオフェンスは、ショットガンからのパスプレーやオプションプレー、更に4thダウンギャンブルを成功させて攻撃を続ける。フロンティアーズの反則罰退も重なり自陣26yまで攻め込まれる。しかし、ここはフロンティアーズディフェンスがビッグプレー。
今年の新人DB(ディフェンスバック)#7藤田がインターセプトしROCBULLの攻撃をたちきる。
風上からのフロンティアーズオフェンス。WR#88河瀬、新人WR#17秋山へのパスが成功し、敵陣まで攻め込む。4分8秒、QB#19吉田からWR#88河瀬へのパスが決まりタッチダウン。
キッカー#1小山のキックも決まり、30-0に更にリードを拡げる。
その後もフロンティアーズディフェンスはアグレッシブだ。LB(ラインバッカー)#5青木、#45鈴木、#22谷川、DL(ディフェンスライン)#13平井は、ROCBULLバックス陣にハードヒットを浴びせる。

8分7秒、ROCBULLの4thダウンのパント体系。ここでキッキングチームにビッグプレー。フロンティアーズの強烈なプレッシャーにROCBULLパンターはファンブル。これを#88河瀬がボールをリカバーしそのままにエンドゾーンまで走りこみタッチダウン。キッカー#10後藤のキックも決まり、37-0。これで試合の勝敗はほぼ決まる。
10分56秒、更にWR#88河瀬がこの日3つ目のタッチダウンを決め、キックも成功。
ファイナルスコア44-0でフロンティアーズが勝利した。
藤田ヘッドコーチ
やはり去年を経験しているメンバーも多いので、自分たちが上を目指すには何が必要かということは、共有できていると思います。まずは、基本的なレベルを上げることに主眼を置いてやっています。
今日の試合序盤は、自分たちでつまずいてしまったのですが、初戦ということで試合慣れしていなかった部分もあります。ただ、やるべきことができていない点もあったので、練習で一つずつクリアにしていきたいです。
―― 新人もいい活躍を見せていたと思いますが?
やはり新人にもすぐ出て、頑張ってもらわないと困るので。新人と既存のメンバーとの融合に難しさは感じていません。みんな目指すところは一緒なので、いろんな考え方や経験を生かし、積極的にいいチームを作っていきたいですね。
実際、まだ、私たちとトップチームの差はまだあると感じています。私たちの中には、そういう強豪に太刀打ちできる選手もいますが、大多数はまだまだです。トップチームと互角に試合ができるような技術や体力をつけることが当面の目標となります。
暑いところ、またお休みの中、応援に来てくださり、ありがとうございます。今井主将が言っていた通り、皆さんと一緒に感動をしたいと考えています。皆さんに喜んでもらえるような戦い方ができるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。
#21 今井主将
今年も変わらず、目の前の1プレーに集中することを意識していますので、そこをファンの皆さんに見てもらいたいですね。ただ、今日の試合は本当に不甲斐なかったですが、今のフロンティアーズの実力だと感じています。そのため、「当たる・走るといった基礎の部分を徹底的に上げよう」という春のテーマを改めて意識して、しっかりやっていきたいです。また、相手の善し悪しとは関係なく、ベンチワークについても、プレー同様に盛り上げていきたい。みんなで勝ちに行きたいと思っています。
本日は応援ありがとうございました。私たちのプレーで、皆さんが元気になったり、感動を味わってもらえたらと思っています。One Familyとして一緒に戦っていきたいので、私たち選手とともに、日本一目指して、暖かい声援をお願いします。
#43 太田選手
―― パスインターセプトが出て、チームの雰囲気がよくなったと思いましたが?
オフェンス、ディフェンスともに、立ち上がりがよくなかったので、流れを変えたいと思っていました。それが結果的にいい方向に向かったので、良かったです。
新人もたくさん入ってきましたが、その中で、自分の持ち味である安定したプレーを心がけました。それほど派手さはないですが、見えないところでタックルをしたり、一発でタッチダウンまで行かせないなど、堅実にプレーすることで、新人たちに思いが伝わればと思っています。
毎試合、タックルミスとか、一発でタッチダウンまで行かせないということに心掛けていますが、今日の試合では、それができました。これからは、さらにもう一歩上を目指して、頑張っていきたいです。やはり去年、あと一歩というところまで行きましたが、その一歩がとてつもなく大きいものだということは、みんな感じています。
去年をベースとして、そこから何ができるのか、ということを常に考え、意識していくことで、次の一歩を出していきたいです。
今日、客席を見て、フロンティアーズ側は一杯で、本当に愛されているなと感じました。
応援して下さる皆さんに楽しんでもらえるようなプレーを見せたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!
#54 高崎選手(新人)
今年から、フロンティアーズの一員として、戦うことになりましたが、非常に明るくて、楽しそうにフットボールやっていて、いいチームだなという印象を受けています。
「みんなフットボールが本当に好きだな」というのがよく分かります。
今日の一戦については、アグレッシブにプレーすることに心がけました。
―― 随所にいいプレーが見られましたが?
まだ自分らしさは出し切れなかったです。おそらく、いいポジションにいるように見えただけだったのでは。これからの課題としては、まず一番やらなければいけないのが、プレーの理解をもっと深めることです。あとは思いっきり、プレーしたいです。
毎試合、スタンドをフロンティアーズの応援で満席にしたいと思いますので、これからも会場に足を運んでください。