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試合レポート

| 試合日 | 2008年9月21日 |
|---|---|
| 天候 | 雨 |
| 会場 | 川崎球場 |
| 観衆 | 552人 |
| 富士通 フロンティアーズ |
ハリケーンズ | |
| 46 | ‐ | 0 |
| チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
|---|---|---|---|---|---|
| 富士通フロンティアーズ | 21 | 0 | 13 | 12 | 46 |
| ハリケーンズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 富士通 | 1 | 01:31 | RUSH | #20 森本 | 2 | KICK | #10 後藤 | G |
| 富士通 | 1 | 02:24 | RUSH | #28 進士 | 41 | KICK | #10 後藤 | G |
| 富士通 | 1 | 09:22 | RUSH | #28 進士 | 3 | KICK | #10 後藤 | G |
| 富士通 | 3 | 03:19 | RUSH | #18 出原 →#80 米山 |
20 | PASS | NG | |
| 富士通 | 3 | 08:00 | RUSH | #28 進士 | 1 | KICK | #10 後藤 | G |
| 富士通 | 4 | 03:35 | RUSH | #28 進士 | 9 | PASS | NG | |
| 富士通 | 4 | 06:25 | RUSH | #20 森本 | 9 | KICK | #10 後藤 | NG |
雨の中行われた第2戦は、ハリケーンズとのラン攻撃中心の地上戦となった。
フロンティアーズRB(ランニンングバック)#28進士を中心に、40回で346ヤードをランプレーで稼いだオフェンスが46得点を奪い、3Qまで早いタイミングのランプレーに手を焼きながらも要所でハリケーンズオフェンスを抑えた富士通ディフェンスが完封。46-0で2勝目を飾った。
富士通オフェンスはRB#20森本の40ヤードのビッグゲインで幕を開ける。春は怪我のリハビリのため、スタイルもせずサイドラインにおり、引退説も囁かれたが、秋本番へ真打登場だ。またこの試合の前日、彼はオフェンスを鼓舞し、自ら声を張り上げ練習に望んだ。普段、黙々とやるタイプの彼のそうした光景は、チームメイトの誰もが目を疑ったと言う。森本の姿をみたオフェンスチームは前日の練習で士気を高め、そのままこの試合に突入した。

「笛が鳴るまでプレーしていない」などファンダメンタルがいまだ徹底されていない部分もあったが、雨という環境が奏功し、オフェンスラインはランプレーが多くなり、ドライブするには絶好の試合となった。大野オフェンスラインコーチも「今日はまずまず押せていた」と前回からの成長を認める。そして、この試合、群を抜いて目立ったのはエースの進士だ。彼のカットバックにディフェンスはついていけず、20回のキャリーで224ヤードと、森本の復活が小さくなるほどの活躍である。

進士、森本のランプレーに凄みが増せば、Xリーグの中でもトップクラスのオフェンス力となるだろう。アサヒビールとの試合まで1ヶ月を切っている。オフェンスチーム全員が、試合前日の森本の精神状態になれれば、ファンが待ち望む圧倒的な攻撃力が見られるかもしれない。
一方ディフェンスは前半から3Qまで、ハリケーンズのタイミングの早いランプレーをコンスタントに出される歯がゆい展開となった。相手の両ガードが反対方向にブロックしにいき、富士通LB(ラインバッカー)が外に開いた真ん中に、早いダイブを入れる。相手ディフェンスの反応の速さを逆手にとったプレーだ。もうひとつはQB(クォーターバック)のドロー。パスを投げると見せかけて、自ら持って走るプレー。スカウティング通りのプレーだったにもかかわらず、富士通ディフェンスがアジャストしきれず、ランプレーで187ヤードのゲインを許した。普通に考えれば、タッチダウン3本とられていても不思議ではない数字だ。

よかったのはロングゲインがなかったこと。これはプレーが終わるまでボールキャリアを追いかけていることの証しで、全員が自分の役割を果たし、ボールに集まっていた。山田ディフェンスラインコーチもその点については評価していた。また個人的に目立ったのはDE(ディフェンスランド)の#12玉川選手。昨年日本代表の#13平井選手に代わって先発出場した彼は、ファンブルフォース、QBサックを含めた見事な活躍をみせ、コーチ陣を喜ばせた。

徐々にではあるが、明るい兆しが見えた富士通フロンティアーズ。しかし、「オンワードとアサヒビールと戦うステージには行っていない」と藤田ヘッドコーチが言うように、やるべきことはまだまだ山積している。
正念場の第4戦まであと1試合。少しでも成長がないと、ライバル2チームへの挑戦権はない。
一人ひとりがどう成長するか。一人ひとりの小さな成長が、チームとして大きな力に変わる。「FINAL」をスローガンに掲げたフロンティアーズの成長を観に、次の試合も楽しみにしている。
文章:フロンティアーズOB 市浦 哲
藤田ヘッドコーチ
初戦と同様やってはいけないミスが出たところが反省点。良いプレーもあったのですが、自分たちで無くせるミスをしてしまっていることがピリッとしまったゲームになっていない原因だと思います。試合の時にミスをすることばかり気にしていては思い切り良いプレーができません。普段の練習で自分たちに刷り込んでおかなくてはいけません。思い切り良くプレーをしても絶対にやってはいけないミスをしなくなるために更なるファンダメンタルの徹底、向上が不可欠です。
良い点も出てきており、まだ成長していく可能性を感じます。素直に現状を見て捉え、自分たちの可能性を引き出して目標に一歩でも近づけるようがんばります。
雨の中、応援に来てくださった方々、本当にありがとうございます。チームはもうひとつ上に行くために脱皮中です。後は時間内に脱皮しきれるかどうか、時間との戦いだと思っています。日本一への道を拓けるよう、これからもひたむきにがんばっていきます。ご声援よろしくお願いいたします。
#12 玉川選手
雨の中、暖かいご声援ありがとうございました。
結果としてディフェンスで"0"に抑えたことは非常に良かったです。試合を重ねる毎にチームの雰囲気も少しづつですが、良くなってきています。
今日のゲームの目標だった"FINISH"の結果がタックル数の増加につながりました。今後も基本を大事に、地道に、ひたむきに、1つずつ課題を潰してチームスローガンである"FINAL"を意識して取り組む。そして、チームに必要とされる選手になりたいです。
リーグ戦も中盤にさしかかり、いよいよ上位チームとの試合が始まりますが、引き続き"FRONTIERS FAMILY"として是非熱い応援宜しくお願い致します。
次節、10月5日(日曜日)川崎球場でお会いできることを楽しみにしています!
#28 進士選手
悪天候の中応援に来てくださりありがとうございました。
今回の試合は天候の影響もありランプレーメインの攻撃となりましたが、ランチームとして最低限の仕事はできました。ですが、初歩的なミスもあり強豪相手には通用しないようなプレイも多々ありました。
今年のチーム(個人的にも)はまだまだ成長過程にあると思うので、直すところは直し、伸ばすところは伸ばし、より良い状態で次試合に臨みたいと思います。
これからも応援宜しくお願いします。