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試合レポート
| 試合日 | 2009年9月2日 |
|---|---|
| 天候 | - |
| 会場 | 東京ドーム |
| 観衆 | 4,919人 |
| 富士通 フロンティアーズ |
IBM Big Blue | |
| 24 | ‐ | 7 |
| チーム名 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
|---|---|---|---|---|---|
| 富士通フロンティアーズ | 7 | 14 | 0 | 3 | 24 |
| IBM Big Blue | 0 | 0 | 7 | 0 | 7 |
| TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 富士通 | 1 | 04:00 | RUSH | #20 森本 | 1 | KICK | #35 西村 | G |
| 富士通 | 2 | 00:05 | PASS | #19 吉田 →#15 ブレナン |
10 | KICK | #35 西村 | G |
| 富士通 | 2 | 11:32 | PASS | #19 吉田 →#15 ブレナン |
9 | KICK | #35 西村 | G |
| IBM | 3 | 07:17 | PASS | #15 岡村 →#17 小川 |
5 | KICK | #8 崔 | G |
| 富士通 | 4 | 00:05 | FG | #35 西村 | 32 |
9月2日(水曜日)、Xリーグの2009年シーズンがスタート。開幕戦となるフロンティアーズ vs. IBM Big Blue(以下、IBM)は東京ドームで4919人の観客を集めて行われた。IBMは昨シーズン、セントラル・ディビジョンで3位。今季も上位チームを脅かす力を持ったチームとして、フロンティアーズは警戒感を強めていた。
試合はIBMのキックから、RB(ランニングバック)#28進士の、26ヤードキックオフリターンでスタートした。自陣48ヤードから最初のシリーズ、フロンティアーズはリズムの良い攻撃を見せる。2人のQB(クォーターバック)#18出原と#19吉田が入れ替わり出場。それぞれの持ち味を生かし、攻撃をコーディネートしていく。
WR(ワイドレシーバー)#17秋山へのパス、RB#20森本のランプレーでゲインを重ね、エンドゾーン、残り1ヤードまで攻め込むと、第1Q・4:00、RB#20森本が中央をダイブ、TD(タッチダウン)を奪う。TFP(トライフォーポイント)もK(キッカー)#35西村が確実に決めて、フロンティアーズが7-0と先制に成功した。続く、IBMの攻撃はDB(ディフェンスバック)#26植木、LB(ラインバッカー)#5青木らが、強烈なタックルで阻止。IBMに思ったような攻撃をさせず、攻撃権はフロンティアーズに移る。
RB#30金の17ヤードラン、WR#80米山の14ヤードパスなど、フロンティアーズ攻撃陣の勢いは止まらない。さらにリバースプレーから、WR#80米山の37ヤードのビッグゲインランでIBMディフェンス陣の動揺を誘うと、第2Q・0:05、QB#19吉田がWR#15ブレナンに10ヤードのTDパスを通し、リードを14-0に広げる(キック成功)。直後のIBMの攻撃も止めると試合の主導権は、完全にフロンティアーズのものになった。
3度目の攻撃シリーズは、ゴール前4ヤードまで迫りながらファンブルでチャンスを失うが、第2Q終了直前には、またもQB#19吉田がWR#15ブレナンに9ヤードTDパスを通し(キック成功)、21-0で前半を折り返した(第2Q・11:32)。
QB#15岡村を中心に効果的な攻撃を見せるIBMだったが、反則やミスもあり前半は無得点。しかし、後半になると、思い切ったプレーを仕掛けてくる。フロンティアーズは、キャプテンのDL(ディフェンスライン)#37伊藤、DL#97岩熊、DB#21今井らのディフェンスが対応するが、3rdダウンロングや、4thダウンギャンブルでIBMの攻撃を止められず、TDを奪われ(キック成功)、21-7となった(第3Q・7:17)。
失点した直後のシリーズ、フロンティアーズは、QB#19吉田の8ヤードランなどでゲインを重ね、K#35西村の32ヤードのFG(フィールドゴール)で3点を追加し、24-7と突き放すが、試合の流れは依然IBMのまま(第4Q・0:05)。
24-7となった第4Q、フロンティアーズはIBMの猛攻を受ける。IBMはパスプレーとランプレーを織り交ぜた多彩な攻撃を展開。6分55秒をかけ、63ヤードをドライブ。ゴールまであと5ヤードと迫る。しかし、フロンティアーズのディフェンスが踏ん張り、IBMの4thダウンギャンブルを止め、勝利を引き寄せた。残り5分はフロンティアーズが、ランプレーでFD(ファーストダウン)を重ね、ゲームをコントロール。結局24-7で勝利した。
IBM戦に勝ち、大きなヤマをひとつ超えたフロンティアーズ。課題は見られるものの、まずは順調なスタートと言えるだろう。次節は9月19日(土曜日)11時30分より、川崎球場で明治安田パイレーツと対戦する。
藤田 智ヘッドコーチ
「全体としてうまく試合を運べたと思う。接戦になると厳しいと思っていたので、ディフェンスががんばって、その間に点が取れて良かった。相手の反則で助かった部分もあるが、勝てたことは良かったし、やろうとしていたことが形になったと思う。
オフェンスは相手のプレッシャーが少なかったせいもあり、いい仕事ができた。課題はいつも言っていることだが、ファンダメンタルの部分。攻撃で言えばボールのハンドリング、ディフェンスで言えば、囲んで止めるところを、きちんと止めれなかったこと。チームの基盤はできてきたが、トップを狙える力があるかというと、疑問が残る」
QB #18 出原 章洋選手
パス試投13回、成功10回で86ヤード獲得。
「IBMと公式戦で戦ったのは初めてでしたが、思い切りのいいチームでした。そのIBM相手に大事な初戦をしっかりと勝つことができて、良かったと思います。パスの場面でもランの場面でも、練習で取り組んできたような丁寧なプレーがしっかり出せていたので、オフェンスとしてはまずまず良かったと思います。
ただ、練習で少し目立っていたファンブルがやはり出てしまったので、そういったところをなくしていかないと、鹿島やパナソニック電工には歯が立たない。全体的には練習でやっているようにプレーできていると思いますけど、強い相手に通用するには、まだもうちょっと頑張らないと。何かを変えるというよりは、1つひとつの精度をもっと上げていきたいですね。
(吉田選手とプレータイムを分け合ったことについて)やっぱり、もっと出たいですね。プレースタイルの違いはありますけど、どんな場面でも大丈夫なように、もし僕1人になっても大丈夫なように、やっていきたい」
QB #19 吉田 元紀選手
パス試投7回、成功5回で62ヤード、タッチダウンパス2本。またランで18ヤード獲得。
「大事な初戦で、警戒していたIBMに勝てたので、ホッとした部分はもちろんありますが、課題も多く出たので、この課題を克服していかないと鹿島戦やセカンド・ステージは厳しいな、という気持ちのほうが強いです。最初のシリーズで得点を獲れて、向こうに点を与えなかったのが良かった。ただ、その後は課題がたくさん出てしまったので、これを練習に持って帰って、克服して次につなげていかなければいけない。
自分の課題は、オフェンスがもうちょっとテンポよく気持ちよくプレーできるように、リズムよくやっていくこと。チームとしては、後半の立ち上がりが悪くて、第3QはずっとIBMのペースのままだったので、あそこで流れを止めたり、あるいは流れを止められなくても失点しないようにしていかないといけない。僕自身も、チームも、もっと1つひとつのプレーをしっかりやらないと、強いチームが相手だと通用しない思います。
(QB2人体制に関して)プレースタイルが違うから使い分けられているというのもあると思うんですが、当然、もっと長い時間プレーしたいですし、それは出原も思ってるでしょう。切磋琢磨してやっていきたい」
WR #15 ブラッド・ブレナン選手
4回のパスキャッチで37ヤードを獲得。2つのタッチダウンレシーブを記録。
「今日の試合については、チーム全体としては悪くなかった。でも、もう少し良くするところはあるので練習を頑張っていきたい。次節にむけては相手がどんなチームだろうがやることは変わらない。対戦相手が弱かろうが強かろうが、一番大事なのはフロンティアーズが毎試合毎試合で成長することだと思う」
DB #26 植木 大輔選手
「結果的には勝てて良かった。個人的には大きなミスもあったので、それが残念です。たしかに前半はタックルに絡めたりはしたんですけど、ミスが出てしまった。そういう意味で自分のなかでは苦い開幕戦になってしまった。
不本意というかまだまだ自覚が足りないなと感じました。チームが勝ったというのが、唯一の救いかなとも思ってます。次節にむけては自分のやることを試合で出すだけ。相手が誰だろうと自分のプレーが出せればいいと思ってます」
RB #30 金 雄一選手
10回のボールキャリアで65ヤードを獲得。最長17ヤードを記録。
「今日の試合については、オフェンス的には良かったところもありましたが、チーム全体で見たら消化不良かもしれないですね。周りの評価も聞いてみないとわからないですけど、微妙でした。次の試合も日本一という目標を目指してやっていきたいです」