富士通

 


試合レポート

Xリーグ 2009年 秋季リーグ戦 第5節
vs 鹿島ディアーズ戦レポート

試合日 2009年10月25日
天候
会場 川崎球場
観衆 1,445人
富士通
フロンティアーズ
  鹿島ディアーズ
22 20
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
富士通フロンティアーズ 3 3 10 6 22
鹿島ディアーズ 14 0 0 6 20

得点経過

TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
鹿島 1 03:00 PASS #10 尾崎
→#18 前田
18 KICK #26 鹿島 G
富士通 1 07:04 FG #35 西村 37      
鹿島 1 11:10 PASS #10 尾崎
→#29 丸田
46 KICK #26 鹿島 G
富士通 2 09:43 FG #35 西村 28      
富士通 3 06:00 PASS #19 吉田
→#15 ブレナン
7 KICK #35 西村 G
富士通 3 07:22 FG #35 西村 41      
富士通 4 05:15 FG #35 西村 20      
鹿島 4 09:36 PASS #10 尾崎
→#18 前田
80 PASS #10 尾崎 NG
富士通 4 12:00 FG #35 西村 38      

10月25日(日曜日)、セントラル・ディビジョンの優勝を賭けたフロンティアーズと鹿島ディアーズ(以下、ディアーズ)の決戦は、前日からの雨も試合前にはあがった川崎球場で1,445人の観客を集めて行われた。試合は最後のプレーでK(キッカー)#35西村のFG(フィールドゴール)が決まり、劇的な逆転勝利。フロンティアーズはファーストステージを全勝で通過し、セカンドステージへ進むこととなった。

フロンティアーズ 2ndステージ日程

第1戦 vs 日本ユニシスブルズ

日時 11月7日(土曜日)14時30分
会場 川崎球場

第2戦 vs アサヒ飲料チャレンジャーズ

日時 11月22日(日曜日)11時
会場 長居球技場

苦しい展開にも粘るフロンティアーズ

ゲームは序盤、ディアーズが流れを掴んだ。ディアーズのレシーブで試合がスタートすると、最初のシリーズ、QB(クォーターバック)#10尾崎と、RB(ランニングバック)#29丸田のランプレーでゲインを重ね、フロンティアーズ陣18ヤードまで攻め込むと、WR(ワイドレシーバー)#18前田がパスレシーブし、そのまま走りこんでTD(タッチダウン)。TFP(トライフォーポイント)も決められ、第1Q開始からわずか3分であっさり先制(0-7)され、今シーズン初めて追いかける展開となった。それでもフロンティアーズは、WR#80米山の14ヤードパスレシーブなどでドライブ。第1Q・7:04、K(キッカー)#35西村が37ヤードFG(フィールドゴール)を成功させ、3-7と点差を詰めた。

続くシリーズ、ディアーズの勢いを止めたいフロンティアーズは、LB(ラインバッカー)#55北奥らの粘り強いディフェンスで、3rdダウンロングに持ち込む。だが、QB#10尾崎からのパスをカットしたものの、それがRB#29丸田の手に渡り、一瞬躊躇したディフェンスの合間をそのまま46ヤードを走り切られTD(TFP成功)。不運な形で3-14とリードを広げられてしまった(第1Q・11:10)。それでもフロンティアーズは第2Q、自陣5ヤードから12回のプレーで85ヤードをドライブ。最後はK#35西村が28ヤードのFGを決め(第2Q・9:43)、6-14と粘って前半を終了した。

フロンティアーズの反撃

なんとか逆転の糸口を掴みたいフロンティアーズ。後半最初のシリーズはパントとなるが、ディフェンスがディアーズの攻撃を9ヤードにとどめ、ディアーズをパントに追い込み、すぐに攻撃権を奪い返す。後半2回目の攻撃シリーズは、RB#11松村が30ヤードのパントリターンで敵陣38ヤードと良いポジションから攻撃を開始。WR#17秋山の27ヤードパスレシーブでエンドゾーンまで残り7ヤードとすると、第3Q・6:00、QB#19吉田がWR#15ブレナンにパスを通し、この試合初のTD(TFP成功)を決め、1点差に詰め寄った(13-14)。

これで流れは一気にフロンティアーズに変わる。直後のシリーズでディフェンスがビッグプレー。DL(ディフェンスライン)#37伊藤が相手のファンブルを誘うと、これをLB#45鈴木がファンブルカバーし、ターンオーバー。このディフェンスが掴んだチャンスにオフェンスが、K#35西村の41ヤードFGという形で応え、第3Q・7:22、16-14と遂にフロンティアーズが逆転に成功する。この後、共に1度ずつパントを蹴り合い、勝負は最終第4Qに突入した。

残り2秒、大逆転のフィールドゴール

第4Qに入ってフロンティアーズ、最初の攻撃シリーズ。QB#18出原が合計38ヤードを自身のランプレーで稼ぎ、敵陣2ヤードまで攻め込む。TDは奪えなかったものの、この日4本目のFG(20ヤード)をK#35西村が決め、19-14と5点差に広げる(第4Q・5:15)。勢いのついたディフェンスは、続くディアーズのシリーズを4thダウンギャンブルに持ち込むと、DB(ディフェンスバック)#14福島がインターセプト。これで得た攻撃権はパントと同じ結果となったが、時間を使い、残り2分45秒でディアーズの攻撃となった。

後半に入り、ここまでディアーズの5回の攻撃をわずか24ヤードに押さえ込んでいるフロンティアーズのディフェンス。ディアーズ陣20ヤードからの攻撃を無得点に抑え、勝利を手にするのはそれほど難しいことではない、と思ったその矢先の出来事だった。第4Q・9:36、ディアーズのWR#18前田がQB#10尾崎からパスを受けると、フロンティアーズDB(ディフェンスバック)のタックルを次々とかわしながら80ヤードを独走しTD。フロンティアーズのスタンドは凍りつき、昨年の悪夢が蘇る。しかし、TFPの2点コンバージョンは失敗となったため、スコアは19-20。FGで再逆転できる1点差にとどまった。

残り時間2分24秒、フロンティアーズ最後のドライブは自陣40ヤードから。QB#18出原はWR#4松林、そしてWR#80米山への22ヤードのパスを成功させ、エンドゾーンまで21ヤードに迫る。そして残り2秒になったところで最後のタイムアウトを取ると、K#35西村に全てを託した。ラストプレー、西村の左足から放たれたボールはフロンティアーズの歓喜と共に、きれいな弧を描いた。時計が残り時間「0」を指す中、最終スコアは22-20。フロンティアーズが劇的な逆転勝利でディビジョン優勝を飾った。

ファーストステージ最終順位

イースト・ディビジョン

1位 アサヒビールシルバースター
2位 オービックシーガルズ
3位 日本ユニシスブルズ
4位 オール三菱ライオンズ
5位 富士ゼロックスミネルヴァAFC
6位 オール東京ガスクリエイターズ

セントラル・ディビジョン

1位 富士通フロンティアーズ
2位 鹿島ディアーズ
3位 IBM BIG BLUE
4位 明治安田パイレーツ
5位 ハリケーンズ
6位 ブルザイズ東京

ウェスタン・ディビジョン

1位 パナソニック電工インパルス
2位 アサヒ飲料チャレンジャーズ
3位 吹田マーヴィーズ
4位 エレコム神戸ファイニーズ
5位 アサヒプリテックゴールデンファイターズ
6位 アズワンブラックイーグルス