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今回のvol,4では、RedWaveの代名詞とも言えるW姉妹、矢野姉妹、船引姉妹にインタビューをし、セミファイナルの振り返りや、ファイナルへ向けての意気込みを伺いました。
トヨタに2連勝でファイナル進出
初のファイナル進出、リーグ制覇に向け、トヨタとのセミファイナルに臨んだRedWaveですが、第1戦は、序盤から点が入らず、苦しい展開が続きました。この悪い流れを救ったのが、今季トヨタから移籍した#8矢野優子選手です。古巣相手に連続で3Pを決めるなど、この試合20点の活躍で一気に逆転し66-56で初戦を制しました。続く第2戦は、試合開始から#12矢野良子選手、#9船引かおり選手が連続で3Pを決めるなど、RedWaveのリズムで試合が進み、前半を12点差のリードで折り返します。チーム史上初のファイナル進出が見えてきた後半戦、焦りからかまったく点数が入らなくなり、3Q途中でトヨタに逆転を許してしまいます。しかしここで奮起したのが、チームが2部リーグの時からプレーしている#9船引かおり選手です。2001年にはRedWaveの1部昇格に貢献、2003年には初のプレーオフ進出を果たすなど、自身の歴史がRedWaveの歴史とも言える#9船引かおり選手が、一番苦しい場面で流れを変える活躍を見せ、再逆転します。4Qには両チーム気迫のディフェンスで4分以上得点が入らない緊迫した展開になりましたが、最後は65-53で勝利し、初のファイナル進出を決めました。3月8日から始まるプレーオフファイナルの対戦相手はシャンソンを下したJOMOとなりました。リーグ戦では4戦全勝と相性のいい相手ですが、JOMOはジャパンエナジー時代から、日本のバスケット界をリードしてきた名実共にトップチームです。決勝の相手としては申し分のない相手、悲願のリーグ初制覇に向け、いざ決戦です。

船引姉妹インタビュー
ファイナル進出がきまりましたが、どうですか?
かおり:今まではテレビでファイナルを見ていて、いつかこの舞台に立ちたいと思っていたので、うれしいです。いまバスケができるのは私たちを含め、2チームしかなく、まだこのメンバーでバスケができるのもうれしいです。
まゆみ:うれしいという気持ちもあるが、実際あまり実感がないです。プレーオフに入っても、いままでのリーグ戦と同じ様な気持ちで戦っていたので。
二人は入社当時2部を経験していますが、現在の状況を想像できましたか?
かおり:ないですねー。その当時とはいろいろ変わりました。最初は体育館を使う時間も限られていたし、環境面が整っているとはいえなかったです。優勝を考えてる選手もいないように感じました。あの頃は、このチームをどう強くしようか真剣に悩んでいました。今は、会社のバックアップもあり、いい環境でバスケができています。
まゆみ:ほんとに優勝とかは想像できないレベルでしたね・・・。
かおり:2001年に李HCが就任してから、選手の意識が変わったと思います。その頃から優先的に体育館を使えるようになり、自主練習などバスケに打ち込める時間が増え、よい環境でバスケをやらせてもらえるようになりました。
まゆみ:私は2001年入社なので、その前の事はお姉ちゃんから話で聞くことしかなかったけど、当時、お姉ちゃんがかなり悩んでいたことを覚えています。実際私が入った時の印象も、選手の意識が低いと思いました。2部のチームなのでしょうがないと思っていましたが、私は大学で日本一を経験していたので、意識のギャップがありました。
セミファイナルを振り返って。かおりさんに質問。2戦目、チーム最多得点でチームを救いましたが。
かおり:実はかなり体に疲れが溜まっていて、ウォーミングアップでは全然シュートが入らなかったんです。やばいなーと思っていたんですが、試合開始早々に、いい形で3Pを決めることができ、いいイメージがつきました。後半に入り、他のメンバーもかなり疲れていたのがわかったので、結果的に自分が得点を決めて勝つことができたので、よかったです。
まゆみさんに質問。セミファイナルもそうでしたが、今年アベレージ10点以上と、好調を維持していますが。
まゆみ:体力強化がうまくいったという事もあるのですが、一番はモチベーションの変化かも知れないです。バスケをやっている大きな理由としてお姉ちゃんとプレーしていたいという気持ちがあったのですが、昨年キャプテンを経験したことによって、精神的に強くなれたと思うし、バスケに対する意識が変わりました。お姉ちゃん離れしました(笑)。また今年に入る時に、私はチームにどう貢献できるか考えて、ドライブ/リバウンドをがんばろうと決めていました。3Pを打てる選手はいっぱいいるので、自分の得意でもあるドライブで点を取るのが役割だと思っています。
ファイナルはどういう展開になると思いますか?
かおり:3連勝で優勝したいです。
まゆみ:同じく3勝0敗で。一回も負けたくないです。でも私のお母さんの予想は3勝1敗でした。
かおり:3連勝したい。5戦もやったら疲れてしまう・・・。
ファイナルに向けて意気込みをお願いします。
かおり:3連勝で優勝します!!
まゆみ:優勝絶対します。5戦目までもつれようが、どんな展開になろうが、ここまで来たら優勝します!応援よろしくお願いします。
矢野姉妹インタビュー
ファイナル進出が決まりましたがどうですか?
優子:個人的にもひさしぶりのファイナルなので、楽しみです。
良子:私も3年ぶり(JOMO時代)以来なので、久しぶりの大舞台で、楽しみです。
セミファイナルを振り返って。優子に質問。第1戦でチームを勝利に導く3Pを連続で決めましたが。
優子:古巣トヨタとの対戦だったので、絶対に負けたくないという気持ちで戦いました。またトヨタの主力2人がいない状況だったが、何か(戦略的に)仕掛けてくると思っていたので、冷静にプレーすることを心がけていました。結果的に第2戦目は全然ダメだったけど、第1戦目にチームの勝利に貢献することができて、よかったです。
良子に質問。トヨタを2試合とも50点台に抑えるなど、ディフェンス面での活躍が目立ちましたが。
良子:リーグ戦とプレーオフでは、やはり意識がちがいます。リーグ戦なら勝敗もこだわりますが、流れであったり、質にこだわる部分もあるが、プレーオフは、絶対に勝たなければいけない試合で、どんな勝ち方でも勝敗を優先するので、ディフェンス意識を高くもってプレーしました。
二人は古巣JOMOとの対戦ですが。
優子:私は古巣といっても、いまのJOMOのメンバーは、ほとんど知らないのであまり意識はしません。ただ若い子ばかりなので、負けたくないです。
良子:知っている選手が多く、その選手プレーを知っている部分もあるので、止めやすいとは思います。気負いとかそういう部分はないですね。
二人はファイナルをどう予想しますか?
優子:苦戦すると思いますが、3勝・・・・。でいきたいです。
良子:やっぱり3勝で終われればベストだけど、JOMOは優勝経験も豊富で、対してRedWaveは初めてなので、その経験の部分がどうでるか、どう試合の展開を変えるか、わからない点もあります。またリーグ戦で負けていないという相手なので、知らないところで気の緩みがでてしまったら、3連勝は厳しいと思っています。
ファイナルに向けて意気込みを。
優子:去年のファイナルのシャンソン−JALの試合を見て、この舞台に立ちたいと思い富士通に移籍し、1年目でその夢が叶ってうれしいです。優勝を目の前に硬くなってしまうことなく、プレーしたいと思っています。
良子:JOMOも当然優勝を狙ってきているし、どういう展開になるかわかりませんが、私たちの力を出せれば、負ける相手ではないと思っているので、いつも通りプレーしたいです。また初のファイナルという選手が多いので、その悪い影響がでないように、周りをみてプレーしたいと思っています。
中川HCコメント

ファイナルに向け、けが人もなく、コンディションにも注意を払っているので、チームの状態は上々です。今年は優勝するつもりで、春から重点的に強化した体力アップしてきました。その効果が体力勝負のプレーオフで発揮できると思います。ここまできたので是非勝ちたいと思っています。ですが、先ばかり見ずに、1戦1戦富士通らしいバスケットをしていきたいです。リーグ戦から富士通社員の皆様や、ファンの皆様の応援があって、これまでやってこれました。その感謝の気持ちを表すためにも、ファイナルで優勝を勝ち取って、皆様と一緒に喜べたら最高だと思っております。
プレーオフファイナル要項
セミファイナル勝者富士通RedWave対JOMOサンフラワーズにて5戦3先勝方式にて優勝チームを決定する。
試合スケジュール
第1戦:3月8日(木曜日)19時、ぐんまアリーナ
第2戦:3月10日(土曜日)13時、彩の国くまがやドーム
第3戦:3月11日(日曜日)13時、船橋アリーナ
第4戦:3月13日(火曜日)19時、船橋アリーナ
第5戦:3月14日(水曜日)19時、船橋アリーナ
*NHK-BS1にて全試合生中継されます。
*第4戦以降はそれまでの試合結果により、行われない場合があります。

