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目次
選手自身がリレー形式で発信する『アスリート世間話』が始まります。初回は一般種目キャプテンの田野中選手と、堀籠選手が登場します。
ご挨拶
田野中 輔(110mH)
始まりました!
富士通陸上競技部の選手が発信する『アスリート世間話』のコーナーです。このコーナーでは選手の日常や、大会や遠征先からの報告などを選手自身の声でお伝えしていきます。
私たちは普段、社内、街中、合宿先などさまざまなところで、さまざまな方にお会いします。そして、「陸上選手」というと・・・
「陸上選手? 普段ナニ食べてるの?」
「陸上の何の競技やってるの?」
「どんな練習しているの?」
「何でそんなに走りたいの?」
などなど、まるで珍しい生き物に遭遇したかのように、さまざまな質問を受けることが多いものです。そうしたことを通じて、私たち選手は、多くの方にとって「陸上競技」がまだまだ未知の世界のものなのだな・・・と痛感します。
陸上競技は、見る側にとってはとてもわかりやすく、そして奥の深い競技です。
-この魅力を少しでも多くの方に知っていただきたい!-
そこで、私たちは『アスリート世間話』というコーナーを立ち上げることにしました。 このコーナーから発信する、選手からの生の声を通して、
「陸上選手ってこんな生活をしているんだ」
「私も健康のために走ろうかしら・・・」
「走ることって楽しい」
などなど、陸上競技が少しでも多くの方々に、少しでも身近になることを、私たちは心から願っています。
そうした願いと、日頃私たちを支えてくださっている多くの方々に感謝の気持ちをこめて、私からの初回の発信は終了です。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いいたします
では、堀籠君よろしく!!
豪州遠征日記パート1
堀籠 佳宏(400m)
オーストラリアの地からこんにちは。400mの堀籠佳宏です。 いつも富士通陸上競技部にご声援とご理解をいただきましてありがとうございます。
今回はご縁がありまして、ここはオーストラリア/キャンベラからお伝えしています。現在のオーストラリアの季節は夏にあたります。キャンベラは南半球のオーストラリアにおいても南方に位置するため、夏といっても過ごしやすい気候です。ただ日差しはとても強く、肌はすぐに焦げてきます。ここにきて最も驚いたことは「カラス」の鳴き声です。なんと甲高い声!これには大爆笑しました。オーストラリアの人が日本のカラスの鳴き声を聞いたらどう思うのでしょうか。
オーストラリアではAIS(Australian Institute of Sport)を拠点として過ごしています。AISは国が管理しているアスリート養成所のようなものです。ここにはあらゆるスポーツ施設や宿泊施設が整っており、この時期になると世界各国から一流のスポーツ選手が集まってきては合宿などをしています。世界一を目指す選手を受け入れることができる施設だけあって、だれでも簡単に迷子になれる広大な敷地面積を誇り、セキュリティや食事などにもかなり配慮されています。そして嬉しいことに、練習だけに集中できるように街とは隔離されたところにあります。その分、街に買い物にいかなくても、施設のあらゆるところに無料で飲めるドリンクバーやちょっとした売店なんかもあります。
それでもたまにスーパーへ日用品などを買いに行くことがあります。車で15分はかかる道のりです。そのときは田野中さんの運転で買出しに行くのですが、何度行っても運転手さんはいっこうにスーパーへの道を覚えません。しかし、ちょっと気晴らしに行く街中の道では、自分の家の庭のようにスイスイと迷うことなく走るすばらしい先輩です。が、決して方向音痴ではありません(本人談)。
こんなキャンベラのAISをメインに、シドニー・メルボルン・ブリスベンを転戦します。これからどんな珍道中が待ち受けていることやら・・・。次回は、練習や生活について徒然なるままに書きたいと思います。
~陸上競技アラカルト~
Q:なんでわざわざ暖かいところに行って練習するの?
A:陸上競技短距離選手にとって日本の冬はシーズンオフにあたり、春からの試合に備えた鍛練期に位置づけられます。厳しい寒さの中のトレーニングでは思ったとおりに体が動きません。さらに、怪我も誘発しやすいので、必然的にゆったりとしたスピードを中心に走ることになります。しかし、2月・3月になるとシーズンインも間近となってくるので、ゆっくりとしたスピードの練習を実際の試合に近いスピードで走る練習にシフトしなくてはなりません。そこで、比較的温暖な地域に移動し、質を高めたトレーニングを行うことでスムーズに試合に移行することができます。



