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目次
富士通陸上競技部の選手全員がリレー形式で発信する『アスリート世間話』。今回は笹野選手の世間話をお届けします。
成長する瞬間
笹野 浩志(中距離)
みなさん、こんにちは。
「アスリート世間話」2度目の登場になります、笹野浩志です。
今は北海道・千歳で長距離と一緒に合宿を行っています。
千歳は非常に涼しく、合宿には最高の環境です。
ヨーロッパ遠征の疲れもぬけ、毎日元気に走っています。
皆さん!
8月22日発売のNumberを見ましたか?
私の尊敬する「藤田敦史」の記事が載っています。
(※北海道では22日発売。)
今日の長距離の練習は非常に過酷なメニューでした。
そのような練習の中で、藤田さんの走りはまさに別格でした。
特にラスト1本の走りは、見ていて感動してしまいました。
練習後、藤田さんと一緒にクールダウンをしている時、
「今日発売のNumberに俺の記事が載っているから見てみてよ」
と言われました。
練習後、早速本屋へ行き、藤田さんの記事を探しました。
「どんな内容だろう」と軽く読むつもりが、気づけば記事の内容に集中していました。
そして、読み終えた時は感動し、全身に鳥肌が立ち、涙が流れそうになりました。
本屋で立ち読みしていたので、その光景を見られたら、ちょと変な人がいると思われそうですが…。
(勿論、立ち読みだけでなく、しっかりと買いましたよ)
藤田さんとの出会いですが、
私が7年前に富士通陸上競技部に入部し、初めて部員と会話した人が藤田さんでした。
藤田さんはマラソンや駅伝等、TVで応援していた憧れの選手。
ただでさえ入寮日で緊張しているのに、なんと憧れの藤田さんが一人で体操をしているではありませんか。
「こ、今年から富士通でお世話になります、さ、笹野です」
と緊張しながら会話をし、その後に大学時代の仲間達に「藤田敦史と喋っちゃったよ」と自慢メールを送ったのを、今でも鮮明に覚えています。
以来、藤田さんとは7年の付き合いになりますが、とても優しく、明るく、一緒にいて楽しい先輩です。
しかし、この記事に載っている藤田さんの苦悩や境遇までは知りませんでした。
だから余計に感動したのかもしれません。
私も今年、「オリンピック出場」という目標に向け、精一杯努力してきたつもりです。
日本選手権で敗れた時には、「やれるだけのことはやった。悔いはない」と思っていました。
しかし、この記事を読んで、
「もしかしたら自分で勝手に限界を決め、その限られた範囲だけで努力をし、
自己満足しているだけではないか」
と思うようになりました。
そう思ってからは、「あれをやっておけばよかった。これもやっておけばよかった」と
色々、考えるようになりました。
人は「たった一人との出会い」や「たった一つの言葉」で成長できると思います。
私はこの記事を読んで、大きく成長できた気がします。
私の陸上のモットーは「大好きな陸上を思いきり楽しむ」でした。
しかし、これからは「大好きな陸上を思いきり楽しみながら、無限の可能性に挑戦する」に変更しました。
藤田さんのように、無限の可能性に挑戦し、
そしていつかは人に感動を与えられるような選手になりたいと思います。
富士通陸上競技部には短距離、跳躍、そして長距離と素晴らしい選手、尊敬できる選手がたくさんいます。
そんな素晴らしいチームの一員で、私は本当に幸せです。
自ら定めたテーマ・目標を達成できるように、今後とも頑張っていきます。
どうぞ、これからも富士通陸上競技部のご声援、宜しくお願いします。



