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特集:藤田敦史「いざ福岡へ」

特集:藤田敦史「いざ福岡へ」

スペシャルインタビュー目次

2006年12月 福岡国際マラソン 藤田選手、悔しい8位入賞

2006年福岡国際マラソンスタートライン

2006年12月3日、「第60回福岡国際マラソン大会」が、福岡市の平和台陸上競技場を発着点とする42.195kmのコースで行われました。陸上部の藤田敦史選手は優勝を狙って出場しましたが、残念ながら8位入賞(日本人4位)という結果に終わりました。

レース経過

大会当日、福岡は2年連続で晴天に恵まれず、気温7.4度と真冬並みに冷え込みました。「雨・みぞれ混じりの昨年よりもマシだけれども、この天気だと向かい風が厳しいな」と福嶋監督、駒大・大八木監督が藤田選手を見守ります。12時10分、いよいよスタート。昨年の不安定なペースとは違い、今年は序盤からスローペースで進みました。しかし、優勝候補でもあるゲブレシラシエ選手(エチオピア)が20kmあたりからペースを上げると、レースはハイスピードで苦しい展開に。「10km地点から足のしびれを我慢していた」という藤田選手は次第にトップ集団から脱落します。「おもりをつけて走っているような感じでした」とレース後にコメントしていたように、走りながら腿を叩くシーンも見られましたが、「絶対にリタイアだけはしない、リタイアをすれば次に続かないという気持ちで走りました」と我慢を貫き、2時間11分50秒の成績で8位入賞(日本人4位)となりました。

2006年福岡国際マラソン開始

第60回福岡国際マラソン 順位表 42.195km

総合成績一覧表
順位 選手名(団体名) 記録
1 ゲブレシラシエ(エチオピア) 2時間06分52秒
2 バラノフスキー(ウクライナ) 2時間07分15秒
3 ガリブ(モロッコ) 2時間07分19秒
4 奥谷 亘(SUBARU) 2時間08分49秒
5 諏訪 利成(日清食品) 2時間08分52秒
6 尾方 剛(中国電力) 2時間10分48秒
7 ジョン・ブラウン(英国) 2時間11分46秒
8 藤田 敦史(富士通) 2時間11分50秒

レース後、藤田選手は「練習が順調だっただけに非常に悔しいのと、皆様の期待に応えられなかったことが残念です」と話しました。来夏の世界陸上出場の可能性はゼロに等しくなりましたが、自身の目標はあくまでも五輪出場です。「スタートラインに立ったときに“疲れ”ではなく“フレッシュさ”がいかに残っているかが大事」と、今大会で課題となった箇所を徹底的に見直し、2008年の北京オリンピック出場に向けて「一からやり直す」と再スタートを誓いました。

福嶋監督のコメント

福嶋監督結果的に調整練習段階での疲労が抜けきらなかったのが原因でした。日本記録を樹立した2000年時とほぼ同じトレーニングを消化できていたので、力が落ちている訳では無いと思います。今回の反省をしっかりと行い、再度北京五輪へ向けてプランを練り直したいと思います。

藤田選手の今後の予定

優勝したゲブレシラシエ選手が年に3回のペースでマラソンに出場しているという話を聞いた藤田選手は「一体どのような調整をしているのか聞いてみたいですね」と興味を示し、大会後、選手同士の交流の場で直接ゲブレシラシエ選手本人に、調整方法などを質問して刺激を受けていたようです。今後の藤田選手の予定については、レースを終えたばかりなので、これからじっくり検討していきますが、あくまでも北京五輪代表を照準として、駅伝、トラックレースに取り組みながら、本格的なトレーニングを開始する予定です。

2006年福岡国際マラソン表彰式

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