top of this page

Fujitsu The Possibilities are Infinite

 

  1. ホーム
  2. スポーツ活動
  3. > 富士通陸上競技部
contents start

sports.fujitsu.com〜富士通のスポーツ活動〜

スポーツ活動ナビゲーション(>クリックでスキップ

陸上競技部 Official Web Site

特集:藤田敦史「変化の予感」

特集:藤田敦史「変化の予感」

スペシャルインタビュー目次

今年は北京オリンピックに向けた勝負の年です。2月の別府大分毎日マラソンで復活優勝を遂げた藤田敦史選手が、自身最大の夢であるオリンピック出場に向けてスタートしました。特集Vol.3では、春シーズンの様子や夏・秋のスケジュールのほかに、今年12月の福岡国際マラソンに向けた藤田選手の熱い想いをお伝えします。

夏の札幌国際ハーフマラソンで力試し

東日本実業団にて咋シーズンの藤田選手は春に怪我をしてしまい、シーズン前半のトラック競技にほとんど参加できませんでした。しかし、今年は2月の別大マラソン後も体力の回復が早く、練習、試合ともに「昨年とは比べものにならない」と藤田選手自身が一番手応えを感じています。実際、春はスピード強化を意識して、主に10000mの練習を行ってきており、4月29日の日体大記録会で28分55秒00(7組6着)、5月19日の東日本実業団陸上競技選手権で28分46秒83(12着)と順調な仕上がりを見せています。

そして、こうした春の集大成として重要なレースになるのが7月8日の札幌国際ハーフマラソンです。今年は有力な外国人選手による高速レースが予想されるため、“仮想福岡国際マラソン”と位置づけているほど、藤田選手の想い入れは強く、「春トラックで培ったスピードが、どれだけ通用するか試したいと思います」と力強く語ります。また、藤田選手は“日本人トップ”という言葉が好きではありません。「世界で戦うときには、そんな言葉はまったく意味がないと思います。福岡でも、北京で勝負するために優勝を狙っていきます」と、世界と勝負することを意識して、札幌国際ハーフマラソンに臨みます。

札幌へ

10月から本格的なマラソン練習

藤田選手札幌国際ハーフマラソン後、7月中旬から合宿に入ります。この合宿では長い距離をゆっくりとしたペースで走りこみ、10月から始まる本格的なマラソン練習に耐えられる体作りを行います。約3ヶ月の走りこみのあとは、9月22日~24日に岐阜で行われる全日本実業団の10000mに出場する予定でいます。この10000mでは記録を狙うのではなく、ゆっくりとしたペースで走った体にキレをもどす意味での出場になります。10000mの速いペースの刺激を体に入れ、本格的なマラソン練習に向け、ギアを入れ替えます。

12月の福岡国際マラソンに向け、10月から本格的なマラソン練習に入ります。今年は昨年の反省を踏まえ、練習の変更を予定しています。昨年は山梨県西湖で合宿を行いましたが、西湖の湖畔の道は起伏が少なく、練習でスピードが出すぎて、この時期に体ができてしまい、ピークが早く来てしまいました。「昨年の西湖での合宿中は絶好調で、かなりいい記録で40kmを走っていました。今年の合宿は起伏のある場所を探して、スピードが出すぎるのを防ごうと考えています」と藤田選手は話します。マラソンを1ヶ月前に控えた11月は、多摩川の平坦な場所でスピードを出した練習をし、最後の仕上げをします。

今年の福岡国際マラソンは12月2日に開催される予定です。オリンピック出場への道として、なぜ福岡にこだわるのか、その理由を藤田選手がメッセージに託してくれました。

福岡にこだわる理由

今年も福岡を走る予定でいますが、福岡を選んだ理由は2つあります。まず1つは、元旦にニューイヤー駅伝があるので、年内の方がスケジュール的に合わせやすいからです。マラソン練習と駅伝練習はまったく違って、年明けのマラソンではニューイヤー駅伝を挟んでしまうので、調整しにくいのがあります。
もうひとつの理由は、私は寒いのが苦手だからです。2月のレースは気温が低いので厳しいですし、3月のレースでは大会当日は暖かくなっているとしても、練習期間中が真冬で寒いので、故障の危険性があり、厳しいです。

一方、福岡マラソンの前は11月で、まだ暖かいです。スピードを出して追い込めますし、夏合宿での走り込みが活きると考えています。もし、びわ湖マラソンが12月にあれば、そっちに出ると思います(笑)。 しかし、やはり一番は、自分の陸上人生にけじめをつけるという意味で、福岡にこだわりたいと思っています。日本記録を出した福岡でもあり、昨年惨敗した福岡でもあります。酸いも甘いも知っている福岡で、自分の陸上人生に決着をつける気持ちでいます。今は福岡で走ることしか考えられません。福岡での借りは、福岡で返します!

~2007年5月末、藤田敦史~

藤田選手のシーズンが始まった

スペシャルインタビュー目次