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最終回:スタート前の舞台裏

特集:ニューイヤー駅伝2007

スペシャルインタビュー目次

いよニューイヤー駅伝2007特集の最後は、大会当日の早朝密着レポートをお届けします。(当日のタイム等はニューイヤー駅伝過去の記録集をご覧ください)

1区 鈴木良則選手に密着
〜スタートラインに立つまでのスケジュールや調整の仕方について〜

レポーター 安田恭平(FRONTIERS #8 DB)

元旦恒例のニューイヤー駅伝で、1区のスタートは朝の9時5分になります。このスタートを迎える前に鈴木選手はどのような調整を行っているのでしょうか。通常、目が覚めてから体が起きるまでに5〜6時間かかると言われています。まさにその言葉通り、鈴木選手は午前3時30分に起床し、この時間に起きるために逆算して、前日の大晦日は19時30分に寝ます(8時間睡眠)。なかなか眠れないのではと心配してしまいますが、鈴木選手の場合は大会1週間前から就寝、起床時間を1日1時間早めているため、19時30分にすんなり寝付けるといいます。ちなみにスタートの1区とアンカーの7区では当然起きる時間も違い、13時過ぎにスタートする7区の三代選手は6時に起床し、宿泊先のホテルで1区2区の選手の走りをテレビでゆっくり観戦しているそうです。

さて、起きて最初に行うことはランニングです。まだ陽も昇らない朝の4時より約1時間程度のランニングをします。鈴木選手は「軽く体を暖める程度です」と言っていますが、とても試合前とは思えないスピードで走っていました。

朝食風景

早朝のランニング後は、朝食の時間です。時刻は朝の5時。スタートの4時間前に食事をすることにより、胃の中で食べ物がきちんと消化され、エネルギーになります。そうした最適な時間をきちんと計算して、食事を摂ります。食事内容は、エネルギーになりやすい炭水化物中心ではありましたが、至って普通の朝食を食べていました。

スタート1時間半前の7時30分にはスタート地点のある群馬県庁に到着し、ストレッチや再度ウォーミングアップを行います。鈴木選手のサポート役には、怪我により駅伝のメンバーに入れなかった藤本選手が付き、荷物の管理や着替えの場所確保などをしていました。他の区間のメンバーにも同様にサポート役が付き、チーム全員で試合に臨みます。鈴木選手は8時にユニフォームに着替え、準備を整えました。1区は朝が早いということもあり気温が低いので、アームウォーマーで両腕を覆います。私たち一般の人から考えると、走っていて寒いということはまずありませんが、陸上選手は体脂肪が低く、走っていても寒いそうです。

スタートへ

1区疾走中の鈴木選手スタート30分前には控え室にて緊張した表情で待機しています。1区は37チーム37人が一斉にスタートするので接触などの危険性もありポジション取りなどでとても難しい区間でもあります。もっとも重要なスタートでの位置取りは、監督の抽選により公平に決まります。今年は福嶋監督はいいくじを引き当て、1列目の中央という最高のポジションを獲得しました(昨年は3列目の端だったそうです)。そして鈴木選手は10分前に、スタート地点に向かいました。

このようにスタート地点に立つまでには陸上選手独特の調整があり、駅伝ならではの裏側があります。今後も選手をより身近に感じてもらえるように、このようなレポートをお伝えしていきます。

集合写真

 

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