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アンカー福井選手

特集:ニューイヤー駅伝2009

スペシャルインタビュー目次

11月3日、「第49回東日本実業団駅伝競走大会」が新コースの埼玉県庁発~熊谷スポーツ文化公園陸上競技場着コース(7区間77.5km)で行われました。富士通陸上競技部は、ベテランでエースの藤田選手、キャプテンの鈴木選手、トラックシーズンでも活躍した村上(康)選手、福井選手、昨年も同駅伝に出場したワウエル選手、ルーキーの阿久津選手、山口(祥)選手の7人で臨みました。レース中盤では8位まで順位を落としましたが、最終区の福井選手が3人を抜く頑張りを見せ第5位でゴールし、2009年元旦に行われる「第53回全日本実業団駅伝」(ニューイヤー駅伝)への出場切符を獲得しました。

レース経過

1区阿久津選手

第1区、午前8時に埼玉県庁を全26チームが一斉にスタート。富士通は過去3年連続1区を走ったキャプテンの鈴木選手に変わり、新人の阿久津選手が務めました。「1区を任されるとは思いませんでした。実は集団で走るのは苦手なんです」と話す阿久津選手ですが、「夏以降から調子が上がっている」と福嶋監督が太鼓判を押していたとおり、集団の中でしっかりと粘る走りをみせました。続く2区は各チームのエースが集まる最長区間の15.1km。同駅伝へ6年ぶりの参戦となった藤田選手は、当日の午前2時に起床し気合十分。トップから遅れること17秒差の8位で襷をもらうと先頭集団を目指して徐々に差を詰めていきます。途中、「松宮君(コニカミノルタ)がどこで仕掛けていくか気にしすぎました」と中だるみがあったようですが、勝負所だと判断した10km過ぎで先頭集団へ追いつきます。ラスト勝負で日清食品グループの北村選手に1秒競り負けましたが、久々の駅伝でしっかりと区間賞を獲得しました。上位入賞が早くも期待できそうな雰囲気の富士通。しかし、ほぼ先頭で襷を受け取った3区ワウエル選手は腹痛のアクシデントもあり、スピードが上がりません。5人に抜かれ7位まで順位を落としてしまいました。

4区鈴木選手

4区の鈴木選手は前の集団に追いつこうと序盤から積極的に"突っ込む"走りをし、1km手前でコニカミノルタ、日清食品グループ、ヤクルトに追いつきます。しかし、序盤のハイペースが続かず、後半はペースダウンしてしまい、順位を1つ下げ8位でつなぎます。5区は7.4kmとスピード区間。最も得意な距離である村上選手も前を追って序盤から果敢に攻めます。一時は20秒前を走るJALグランドサービスに追いつきますが、序盤のハイペースがたたり、後半は逆に引き離されてしまいました。6区で襷を待つのは実業団での駅伝デビューとなる緊張気味の山口(祥)選手。1区の阿久津選手とは逆に「1区以外の区間を任されたのは中学1年生以来」と序盤の走りは戸惑い気味でした。しかし中盤からは、藤田選手や福井選手と共に練習を積んできたことを自信に走りきりました。

福井選手いよいよ襷はアンカーの福井選手。持ち前の強気な走りで10秒前をいくJALグランドサービスを3kmで捕らえると、更に前を追います。9kmで小森コーポレーション、10kmでヤクルトを抜き、最後まで前の走者を追う力走を見せ、5位でゴール。一旦は8位まで順位を下げる苦しいレース展開となりましたが、藤田選手の2区区間賞獲得やアンカー福井選手の奮闘など、ニューイヤー駅伝に向けて収穫のある駅伝大会となりました。

レース終了後

5位で福井選手がゴールした後、各区間の選手がそれぞれの中継所から戻ってきました。平成14年以来の6年ぶりに東日本実業団駅伝へ出場し、エース区間の2区で区間賞を獲得した藤田選手は、競技場内で記者に囲まれ、ニューイヤー駅伝に向けての意気込みを語りました。

藤田選手と記者の皆さん区間賞の表彰

藤田選手コメント

藤田選手久しぶりに東日本実業団駅伝に出場しました。まず、松宮君(コニカミノルタ)を抑えて区間賞が取れたことがとても嬉しく思います。今回は自分の区間でチームに良い流れを作ること、勢いをつけることが自分の役割だと思っていました。今春から、マラソンだけに専念するのではなく、マラソン強化の一環として「今年は駅伝を主体としてやるんだ」と言ってきたことが、結果として結びついてきています。自分は駅伝で育った選手ですし、マラソンは楽しいものだと頭をリセットさせるためにも、次はニューイヤー駅伝に向けてチームとして一生懸命挑戦します。

福嶋監督総括

福嶋監督コメント

福嶋監督藤田や福井、新人も頑張りましたが、結果(5位)はいまひとつ。今日の結果で課題も浮き彫りとなりましたし、元旦を見据えて、もう一度チームをまとめていきたい。今回走らなかった、カマシ、岩水、太田、松下らを交えて仕切りなおし、もう1段上のレベルで勝負をしていきたい。本戦では、3番には入りたいと思います。それには、“つなぎの区間”でいかに頑張れるかが勝負のカギとなると思います。

富士通陸上競技部 長距離陣

結果

総合成績

総合成績一覧表
順位 団体名 記録
1位 Honda 3時間44分53秒
2位 コニカミノルタ 3時間45分01秒
3位 日清食品グループ 3時間46分10秒
4位 カネボウ 3時間47分19秒
5位 富士通 3時間47分30秒
6位 ヤクルト 3時間47分51秒
7位 JALグランドサービス 3時間48分08秒
8位 小森コーポレーション 3時間48分32秒
9位 日立電線 3時間49分50秒
10位 JR東日本 3時間50分02秒
11位 SUBARU 3時間51分14秒
12位 日産自動車 3時間53分12秒
13位 東京電力 3時間53分32秒
14位 自衛隊体育学校 3時間55分47秒

個人成績

個人成績一覧表
区間(距離) 氏名 記録 区間順位 通過順位
1区 (11.6km) 阿久津 尚二 34分09秒 8位 8位
2区 (15.1km) 藤田 敦史 43分28秒 1位 2位
3区 (9.5km) マーティン・ワウエル 27分26秒 9位 7位
4区 (9.8km) 鈴木 良則 29分30秒 8位 8位
5区 (7.4km) 村上 康則 22分04秒 7位 8位
6区 (10.6km) 山口 祥太 31分02秒 6位 8位
7区 (13.5km) 福井 誠 39分51秒 4位 5位

テレビ放映予定 : 2008年11月8日(土曜日)15時30分からTBS系列にて放映予定
http://www.hnj.gr.jp/other/danjyo_ekiden.html

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