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富士通陸上競技部 長距離メンバー

特集:ニューイヤー駅伝2009

スペシャルインタビュー目次

11月3日に行われた東日本実業団駅伝を5位でフィニッシュした富士通メンバー。群馬・上州路への切符を獲得した長距離陣は、すでに本戦に向かってトレーニングを開始しました。Vol.3では東日本実業団駅伝のエース区間2区で区間賞を獲得したチームの大黒柱である、藤田敦史選手と今春加入した岩水嘉孝選手にインタビューし、ニューイヤー駅伝に向けての意気込みを聞きました。

藤田選手インタビュー 『上位入賞したい!後ろを引き離したい!』

まずは、元日の予選である東日本実業団駅伝5位という結果はどう感じていますか。

チーム全員が、いいトレーニングを消化できていたのですが、負荷の強い練習をつめこみ過ぎてしまい、最後の最後で疲労困憊状態になっていました。実際、疲労が抜けきれず、思うような結果が出せなかった選手もいますが、あの状態で5位入賞できたのは収穫だと思います。

練習中の長距離陣

藤田選手は、その中で2区区間賞を獲得しましたね。

チームの皆にとっては練習をやりすぎた感がありましたが、マラソン選手の自分にとってはちょうど良い練習だったんです。しかし、直前まで疲労が抜けなくて、不安はありました。レースでは17秒差で襷を受け取って、「先頭まで行けるかな?」と思いながらも3つ前の松宮君(隆行・コニカミノルタ)がどういう走りをするのかが気になってしまって・・・。でも彼に追いついてからも、なかなかペースを上げないので「(後半に)ためているのかな?」と考えながら走っていました。そうやってけん制しているうちにペースの中だるみがありましたが、10kmを過ぎてからは自分で「行かなきゃ」と前を追いました。自分で設定した目標タイムには届きませんでしたが、チームにはいい流れを作れたと思います。

元日まで1ヶ月余りとなりましたが、今年のチーム状況はどうですか。

今年のチームは、新人や岩水の加入もあって、レベルは上がっています。長い距離は私が対応する自信がありますし、短い区間でも若手が元気なので対応できると思います。チームの総合的な力は上がっていますよね。今年は確実にいい流れがあります。私自身の調子もここ数年では一番良いですし、例年この時期は常にどこかに痛みがあったのが、今年は春から故障がないんです。

本戦ではどんな走りをしたいですか。

東日本実業団駅伝でもそうでしたが、自分の走りでチームに勢いをつけること。今は、チームの一員として上位入賞したいです。後ろの方で襷をもらったら、順位を前に押し上げること、前の方で襷をもらったら、後続を引き離す走りがしたいです。

今年は、駅伝にかける想いがとても強いですね。

今までは自分の好きなようにやってきたので、チームに対して恩返しをしたいんです。万が一、個人の成績が良くなくても、“チームに貢献できれば良い”、今は、“チームで1つのことを目指す”ことに楽しみを感じています。チームとの一体感が心地いいんです。

ニューイヤー駅伝では、どこを走りたいですか?

やっぱり最長区間ですね。今まで走ったことがないのですが、今は不安もなく、逆に楽しみだと感じている自分がいるんです。そこを自分が走れば、マラソンをやってきた経験からも後半の方が力を発揮できるので、距離が長い方がより後ろとの差を広げられるという自信があります。

藤田選手

今年は駅伝に向けて調整していますが、マラソン練習はやらないのですか?

夏以降、40kmを2本、50kmを1本消化しました。例年、マラソンのトレーニング期間になってから、マラソントレーニングを始めるので身体に対する負荷が強かったのですが、今は、主を駅伝練習におきながらも、マラソンをいつでも走れるようなトレーニングをしているんです。今まで、いろいろな練習方法を試してきていますが、決して過去のトレーニングが無駄とは思っていません。昔は昔で目標に向かって、色々な挑戦してきたことは事実です。今の自分は、これまでのトレーニングを試行錯誤しながら、たどりついた結果だと思っています。

岩水選手インタビュー 『駅伝ランナーとしても覚えてもらいたい』

東日本実業団駅伝では控えに回りましたが、見ていてどうでしたか?

今回は、若手中心のメンバーで臨みましたが、経験の差がでた大会だった思います。その中で5位という順位は決して満足してはいけませんが、よく頑張った結果だと思います。自分は、当日走れませんでしたが、元日には調子を上げて、絶対メンバーに入りたいです。

練習中の岩水選手

元日に向けて意気込みを聞かせてください。

富士通のユニフォームを着てからは、日本選手権で1つの目標を達成し、北京オリンピックに出場しました。しかし、これからの期待に応えるには、ニューイヤー駅伝で結果をだすしかないなと感じています。自分は3000mSCを追及してきたので、駅伝では短い区間を任されると思いますし、その方が自分自身の力を最大限、駅伝に活かせると思います。今年の富士通は、長い距離を走れる藤田さんがいるので、そこに頼ってしまうのは駄目ですが、自分は自分で得意な距離で勝負をしたいですね。昨年、10000mでも28分10秒台を出していますから、短い距離の方が持ち味を出せると思っています。

岩水選手

元日はどんな走りがしたいですか。

しっかりと富士通の長距離・駅伝ランナーとして覚えてもらえるような走りがしたいです。舞台を駅伝に変えても“強い岩水”を見せたいんです。前半から積極的にとばすタイプですので、後半きつくなるところを是非応援してもらいたいですね。

次回は、元日に向けて元気の良い新人選手を中心にインタビューをお送りします。

練習前の長距離陣

スペシャルインタビュー目次